■隠し味として料理に使う
コクのあるコーヒーは、さまざまな料理の隠し味として使うことができます。たとえば、インスタントコーヒーをカレーやビーフシチューに入れることで、美味しくなると言われています。
カレーの隠し味としては、はちみつやリンゴが有名ではないでしょうか。これらの食材は、入れることで甘さが増します。しかし、中にはできるだけ甘くしたくない方もいるでしょう。
そこで活躍するのがコーヒーなのです。コーヒーを入れることで、甘くならずにコクが増します。スプーン1杯分くらいのインスタントコーヒーを140ccの熱湯で溶かして、入れてみてください。デミグラスソースの仕上げとして加えるのもおすすめです。
肉料理にも活用できます。たとえば、豚しゃぶにコーヒーを少しだけ加えれば、クセが抑えられて食べやすくなるでしょう。小さじ1のインスタントコーヒーを溶かしたお湯を加えてみてください。
オーブングリルで作る肉料理にも使えます。たとえば、お肉をソースにつけ込んでから、焼く時にコーヒーをかけることで、香ばしさがアップします。きれいな焼き色が付くことも期待できるでしょう。また、コーヒーにつけ込むことでお肉が柔らかくなります。
■メインとしてスイーツに使う
コーヒーを料理のメインとして使いたい場合は、スイーツ作りに活用するのがおすすめです。たとえば、ティラミスはコーヒーを使った代表的なスイーツだと言えるでしょう。コーヒーとマスカルポーネチーズの組み合わせが抜群に美味しいです。
そんなティラミスを使う時は、手軽に手に入るコーヒーを使用しましょう。たとえば、スティックタイプのエスプレッソでも作れます。スティックコーヒーを振りかけるだけでいいので、とても簡単です。ちょっとした空き時間に本格的なスイーツが作れます。
コーヒーゼリーも、コーヒーの美味しさをダイレクトに感じられるスイーツです。甘さ控えめが好きな男性にもおすすめです。ティラミスと同じく、インスタントコーヒーを使って簡単に作りましょう。
さまざまなスイーツの生地にコーヒーを混ぜ込むという方法もあります。たとえば、ホットケーキミックスに加えれば、手軽にコーヒー風味のホットケーキが完成します。液体のコーヒーを使用する場合は、牛乳との分量を調整してください。
クッキー生地に練り込めば、コーヒー風味のクッキーが出来上がります。クッキーはアレンジしやすいので、さまざまな味と組み合わせてみてください。
もっと簡単に美味しいスイーツを楽しみたい方には、アフォガードがおすすめです。バニラアイスにコーヒーをかけるだけなので、すぐに挑戦できます。より本格的で大人な味を楽しみたい場合は、コーヒーに小さじ2程度のラム酒を入れましょう。
■アレンジ次第でいろいろ使えるコーヒー
コーヒーはさまざまな料理に活用できます。隠し味やスイーツの他にも、コーヒーとメープルシロップ、バルサミコ酢とレモンジュースを組み合わせたコーヒードレッシングなどが作れます。アレンジを楽しんでみてください。