健康に関するコーヒーの豆知識
コーヒーには、健康に良いさまざまな効果があります。その効果をさらに高める食べ合わせがあります。
ダイエットや体重の増加が気になるという方におすすめなものが、コーヒーとナッツの組み合わせです。コーヒーには、クロロゲン酸という脂肪を減らす効果がある成分がありますが、ナッツに含まれるアルギニンと一緒に摂取することで効果がアップします。ヨーグルトとの組み合わせもダイエットなどに効果的とされています。ヨーグルトは、腸内環境を整える効果があり、便通の改善などに効果があります。コーヒーの脂肪を減らす効果との相乗効果が期待できます。
頭痛にお悩みの方などは、バナナとの組み合わせがおすすめです。コーヒーには血糖値を下げる効果もありますが、カフェインによる覚醒の作用により頭痛を引き起こすことがあります。バナナなどに含まれる炭水化物は、血糖値のバランスを整えるとともに、頭痛の回避などに役に立つとされています。
日常生活に関するコーヒーの豆知識
フリーズドライという技術は、インスタントの食品などにもよく使用され、私たちの暮らしの中で身近なものになりました。このフリーズドライの技術は、戦時中に研究が進められていましたが、その最初の食品がコーヒーであったとされています。
日本人だけではなく、諸外国の人たちの間でもコーヒーは日常的に飲まれています。フィンランドの会社では、仕事の効率を考えた上でコーヒー休憩というものがあるそうです。1日に2回の休憩を取る事によって、さまざまなアイディアが生まれやすくると考えられています。
プライベートの面でも重要となることがあったようです。結婚生活でもコーヒーの存在は大きかったようです。17世紀のトルコでは、実際に1杯のコーヒーから離婚につながったケースもあるようです。妻にコーヒーを提供することは法律として義務とされていたので、コーヒーを提供しなければ離婚にまで発展することがあったようです。
コーヒーの再利用法のひとつとして、脱臭剤としても利用ができます。脱臭剤として使用するためには、抽出して残ったかすの水分を取りのぞくため乾燥させる必要があります。乾燥させる3つの方法として、フライパンを使い弱火で煎る、電子レンジを使う、自然乾燥などがあります。乾燥後は布やガーゼに包み、匂いが気になる場所に置くだけで、嫌な匂いが取れていきます。
その他のトリビア
ジャコウネコというネコをご存じでしょうか。このネコにコーヒーチェリーを食べさせると、排せつするときに消化されていないコーヒー豆があることが分かりました。自分用にコーヒー豆を採ることが禁止されていたインドネシアの農民たちは、この豆を洗いコーヒーを飲んでいたそうです。
カプチーノは、茶色の修道士の服が由来とされている説があります。これは、16世紀に創設されたカトリック教会に所属する修道会のひとつが着用していた服の色に似ていたため、その修道会の名前に由来しているとされています。