コーヒーが出来るまでの工程を紹介

1.コーヒーの実は真っ赤

コーヒーの実を見たことがないといった方も多いと思いますし、イメージとしては普段目にする茶色っぽい花なのかなと思っている方も少なくないと思います。しかし、コーヒーの花は白色で、実は真っ赤です。まるでさくらんぼのような見た目をしていることから「コーヒーチェリー」という名前で親しまれており、コーヒーチェリーのなる木が「コーヒーノキ」と呼ばれています。

 

2.種子の処理方法によって味わいが変わる

収穫したコーヒーチェリーの中に2つの種子が入っていて、それらがコーヒーへと変化していきます。まだ収穫した段階ではコーヒーになるまでの第一段階なので、まだまだ工程は長いのです。コーヒーチェリーを収穫したら、水洗処理を行い種子のみの綺麗な状態にしていきます。水洗処理したものはウォッシュドと呼ばれますが、他にも様々な処理方法によって呼び方や味わいが変わります。

 

3.乾燥、出荷、焙煎を行い一杯のコーヒーへ

水洗処理以外にも種子のみにする方法には天日干しであるナチュラルや、皮のみを残して発酵するセミウォッシュドといったものがあります。天日干しがナチュラルと呼ばれる理由は、その処理方法が最も一般的だからです。天日干しの方法は、乾燥用のテーブルに広げたり、コンクリートやブルーシートに広げるなど地域によって異なります。乾燥した後コーヒー豆を休憩させ、欠点豆を取り除く作業行い、出荷、焙煎が行われます。